年間19回にわたって実施してきた就職ガイダンス。今回は、12月の就職活動体験報告会と最終回のトークセッションの様子を報告します。
【12/9(月)・16(月)第15~16回ガイダンス「就職活動体験報告会」】
内定した4年生が、自らの就職活動を振り返り後輩にアドバイスとエールを送る報告会を行いました。
登壇した4年生は、それぞれの言葉で自らの体験を語ります。大学入学当初から志望業界が決まっていた、就職活動も中盤に差し掛かって希望職種を変更した、さまざまな企業との出会いを通して自分の希望業界を決めることができたetc、就職活動の様子も一人ひとり異なります。就職活動で使って便利だったモノ、就活ノートの作り方、手帳の使い方や携帯電話・メールのマナーに至るまで、成功体験だけでなく失敗談も交えた話に、3年生は熱心に聞き入っていました。終了後も先輩たちのアドバイスを直接もらおうと会場に残り、質問する学生が多くいました。
【1/27(月)第19回ガイダンス「専門家・人事担当者の声“内定する学生とは”」】
最終回は、企業の人事担当者2名をお招きして、採用したい学生像について、「本音」をお話しいただきました。
話題は「志望動機」に関するものへ…。
面接で志望動機を敢えて聞かないワケ、志望動機をきちんと聞くワケ、それぞれに理由があるようです。企業が求めているのは、学生の本音。就活マニュアル本に見られるような立派な文章より、学生自身が自分で考え、自分の言葉で表現した話を聞かせてほしい、ということが2社の共通の意見でした。
ともすると「内定をもらうこと」が目的になってしまうことがありますが、本来は卒業後の多くの時間を過ごす会社を本気で探し、入社後の自分をしっかりとイメージできるよう考えることが大切です。人事担当者の本音を聞き、「採用選考で学生が自分の本音をぶつける勇気を持てるよう、気を引き締めて就職活動に臨んでいきたい」という力強い感想が寄せられました。