11月「OGとの集いカフェ」を開催しました

 「OGとの集いカフェ」とは、社会人として活躍中の先輩(OG)に、仕事のこと・就職活動のこと・学生時代のことなど、直接お話を聞くイベントです。

 今回お招きしたのは、仙台トヨペット株式会社のGさん、社会福祉法人 大樹のSさん、全国農業協同組合連合会宮城県本部のKさん、株式会社菓匠三全のUさんの4名です。

 Gさんは営業職として、自動車購入を考えるお客様との商談から契約書類の作成、納車、アフターフォーローまで、お客様のカーライフのアドバイザーとして活躍しています。加えて、ショールーム内のレイアウトやお客様へ提供するドリンクメニューの提案なども行っています。お客様との会話から勉強になることも多いと話していました。

 Sさんは介護員として、ショートステイの利用者の方のお世話をしています。入職後に研修を積んで資格を取得、施設で働く同僚の皆さんと協力しながら頑張っています。利用者の方とコミュニケーションを図るのは、時に大変なこともありますが、「ありがとう」と心のこもった言葉をもらうと大きな励ましとなると話していました。

 Kさんは事務職として、肥料の受発注業務を行っています。業務が集中する春は残業も少なくないそうですが、全国各地にいる同期とは折に触れて集まり交流を深めていると、業務時間外も充実している様子が垣間見えました。農協の組合員の方と直接やり取りする機会は少なくても、組合員のお役に立てていると感じられる瞬間があると、生き生きと話していました。

 Uさんは、本店での販売職で、一般のお客様の他に、企業の方が商談にいらっしゃる場面にも立ち会うことがあるそうです。礼儀作法や言葉遣いに加え、店内の季節感を大切にしたディスプレイを考えるなど、様々なお客様を気持ちよくお迎えするために心を込めたおもてなしを心がけているといいます。

 4名のOGの話で共通していたのは、仕事を通して接する方から多くのことを学び、人との接点を大切にしたいと感じている点です。学生時代よりもさらに幅の広い人と接点を持つことのできる社会人となり、それを自らの成長につなげている様子は輝いて見えました。

 学生たちは、お仕事の様子や就職活動での経験について、様々な質問を投げかけます。OGから優しく笑顔で実体験に基づくアドバイスをたくさんもらって、不安そうな表情からみるみる笑顔に変わっていきました。
(実施日:2013年11月13日(水))