2016年度
音楽科第1回特別教育計画
第6回仙台国際音楽コンクール ピアノ部門審査委員
ダン・タイ ソン先生によるピアノ公開レッスン
日 時 2016年6月14日(火)18時00分〜19時30分
会 場 音楽館ハンセン記念ホール
チラシ(PDFファイル)を見る
Harold Fortin
◇公開レッスン
佐藤 晴香(音楽科1年)
ショパン / スケルツォ 第2番 作品31 変ロ短調
吉田 明香里(音楽科3年)
ブラームス / ピアノソナタ 第1番 作品1 ハ長調より 第1楽章
通訳 西村 美恵
(宮城学院女子大学音楽科〈文化系〉卒業。アメリカカンザス大学にて修士、並びに博士課程修了)
◆ダン・タイ ソン(DANG Thai son)先生 プロフィール
世界を舞台に活躍するベトナム人ピアニスト。1980年10月、ワルシャワで開催された第10回ショパン国際ピアノコンクールで優勝し、一躍音楽界の注目の的となる。これは、一流国際コンクールにおけるアジア人ピアニスト初の優勝という快挙でもあった。
故郷ハノイで母親からピアノの手ほどきを受けた後、モスクワ音楽院で、ヴラジーミル・ナタンソンやドミートリ・バシキーロフに師事。
ショパン国際ピアノコンクール優勝後、40を超える国々を訪れ、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、モントリオール交響楽団、BBCフィルハーモニー管弦楽団、パリ管弦楽団、NHK交響楽団等、世界的に著名なオーケストラや室内管弦楽団と共演。
また著名な国際音楽祭での演奏も数多く、NHKの「ニューイヤー・コンサート」(1995年)において、ヨー・ヨー・マ、小澤征爾、キャスリーン・バトル、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチとの共演が実現。2001年には、アイザック・スターン最後の音楽祭となった宮崎国際音楽祭に参加、ピンカス・ズーカーマンとの3度の共演を含むコンサートを行った。ショパン生誕200周年の2010年3月1日には、ワルシャワ国立オペラ劇場において、フランス・ブリュッヘン指揮のもと、18世紀オーケストラとピアノ協奏曲第2番を披露した。
世界中から招聘を受け、多数のマスタークラスを開催。現在は、モントリオール大学(カナダ)で教鞭を執る。また、ショパン国際ピアノコンクール(ポーランド)、クリーヴランド国際ピアノコンクール(アメリカ)、アルトゥール・ルビンシュタイン国際ピアノコンクール(イスラエル)、クララ・ハスキル国際ピアノコンクール(スイス)、浜松国際ピアノコンクールなど、権威ある国際コンクールの審査員を務めている。
これまでの半生をまとめた伝記、『ショパンに愛されたピアニスト─ダン・タイ・ソン物語』が、ヤマハミュージックメディアより2003年に刊行されている。
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◆入場無料
◆主催 宮城学院女子大学学芸学部音楽科
◆協力 仙台国際音楽コンクール事務局
◆お問い合わせ TEL/FAX 022-277-6130 (音楽科)
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